本日は、船橋の中心市街地を流れる海老川のウォークラリー「福像めぐり」の28回目の開催でした。
船橋の地名の由来ともなっているこの海老川は、高度成長期の急激な人口増加と共に、河川の氾濫と改修工事を繰り返す中、ふるさとの自然への想いと水害を乗り越えた多くの苦労を忘れないために、河口となるららぽーと前から運動公園までに建てられた14の七福神と干支をモチーフにした福像をめぐるイベントです。
今回は船橋市の健康ポイントがもらえるという事で、また新たな参加者が増えました。しかし、28年も前からふるさとの自然を感じながら健康づくりも兼ねて川沿いを歩こうというイベントを継続してきたというのは凄いなぁと改めて感じたところです。
つい先日、長年このイベントを続けてきた方がお亡くなりになりました。私が海老川の活動に携わるきっかけを作ってくださった方です。彼女と一緒にイベント創設時から手伝っていたという地元町会の方が久しぶりに実行委員として参加して下さったので、今日のイベントの最中は25年前のお話を色々と伺っていました。
参加する方も運営する人も、毎年少しずつ変わっていきます。街の様子はそれ以上のスピードで変化しています。その中でも、変わらずに船橋の大地と海を豊かにしてきた海老川を肌で感じ、時の流れを想う年に一度の良い機会だと思います。来年も10月の第一日曜日に開催したいと思いますので、皆さまぜひご参加ください。
- 当日の様子(googleフォト)
海老川・長津川福像めぐり実行委員会
事務局長 岡直樹