情報ステーションの延べ100館目の民間図書館が、 練馬区上石神井に本日オープンしました。2006年5月1日にふなばし駅前図書館を開設してから、13年5カ月を経てとうとう3ケタ突入です。
記念すべき100館目は、旭化成ホームズ株式会社のサービス付き高齢者向け住宅「Villageリーシュ上石神井」の中につくらせて頂きました。
情報ステーションでは今までにも老人ホームなどの高齢者施設に民間図書館を設置してきましたが、入居者の方はもちろんのこと、来訪されるご家族の方や、ときにはご近所の方など、日々の生活の中での交流空間として活用頂いております。
関連リンク
・ プレスリリース (旭化成ホームズ株式会社)
・ ブログ( 運営:やさしい手株式会社 )
・ facebookページ(情報ステーション管理)
民間図書館は多世代交流をテーマにした交流空間づくりを目的としています。絵本を広げる子どもたちから時代小説の好きな高齢の方まで、様々な本が並ぶ空間は幅広い年代の方が利用する事ができ、文教施設ではない民間の図書館は本を読むだけではなく、語ったりお茶を飲んだりとコミュニケーションが自然とうまれる交流空間です。
近所の公園や商店街などでも、人と人との交流が減っている昨今、地域社会の中で安心して交流を持てる場所は、台風や地震など災害の多発する我が国において、また世界各国から仕事や観光などで外国人が増えるこれからの時代ますます重要になってくるのではないでしょうか?
これからもより一層、地域や社会に根差した民間図書館を広げていきたいと思います。
地域力再構築研究所 代表 岡直樹