昨年末に閉館したちばぎんざ図書館を復活させたいと投稿させて頂いたところ、多くの方に反響を頂きまして、私を含め4名のオーナーで復活させることとなりました。
ただし、閉館となった図書館をそのまま再開するのではなく、新しい私設図書館のモデルをつくりたいと思っています。
コンセプトは、
書店 + 図書館 + 古本屋
×
コミュニティスペース
×
24時間営業
・無料での本の貸し出しは継続します。(図書館)
・蔵書(古本)の販売も行いたいと思います。 (古本屋)
・新刊書籍の取り寄せ販売も行いたいと思います。 (書店)
・営業時間を拡充し、夜間は会員制で開館したいと思います。(24時間営業)
・時間貸しでの貸切り利用を拡充します。(コミュニティスペース)
地域資源を再構築し新たな価値を創造する
地域力研究所のテーマである「地域資源の再構築」は、懐古主義ではありません。いまあるもの、余っているもの、活用されていないものを組み立て直して「新たな価値を創造」することが目的です。
閉館してしまった旧ちばぎんざ図書館を惜しんでくださる方がたくさんいらしたことは、設立に携わったものとしてはとても嬉しいですが、開館しているときから多くの方に利活用を頂いていればそもそも閉館しなかったかもしれません。
また、運営にかかる費用も閉館の理由のひとつですが、本当に必要とされているものであれば、その為にお金を払っても良いという人がいたはずです。
無くなったり寂れたりするのは、その理由があるのです。なので、僕らは単に同じものを復活はしません。大きく組み立て直して、良いところは残し、時代や社会の変化に柔軟に対応できる施設に新生します。
新たな組み合わせを探します
世の中でどの程度のニーズがあるかわかりませんが、今回僕の中でもっともワクワクする組合わせは「書店 + 図書館 + 古本屋」です。
館内すべての蔵書が誰でも無料で借りる事ができ、同時に欲しい本があれば購入することもできる。これに加えて、取り寄せとなりますが新刊書籍も手に入る施設というのは、とても珍しいと思います。
何でもかんでも詰め込んで、何でもありにするつもりはありませんが、新生ちばぎんざ図書館では色々なものを取り入れていきながら、新たな組み合わせを探していきます。
ちばぎんざでこんな事を試したいなど、アイデアや提案などがあればぜひお寄せください。
クラウドファンディングはじめました
建物の賃貸契約は2月中に完了しました。旧ちばぎんざ図書館が4月24日オープンだったので、新生ちばぎんざ図書館は4月25日(土)にオープンしたいと思っています。
そのオープンに向けて、クラウドファンディングをスタートしました。趣旨としてはもちろん復活に向けた支援のお願いではあるのですが、同時に市場調査ができたらと思っています。
4名のオーナーが集まったことで、ひとまずの復活と当面の運営は可能になりましたが、ずっと4人の持ち出しだけで継続できる訳はありません。皆さんに愛される施設として継続していくためには、その為の運営方法を設計しなければいけません。
そこで今回は、昼は今まで通りの誰でも無料で利用でき、夕方から朝にかけては会員制とする24時間営業のスタイルをとりたいと思っています。
正式には4月25日に発表しますが、会員の方には様々なサービスを用意し、その会費を施設運営の中心に据えたいと思っています。
クラウドファンディングの返礼品にも、ひと月分と半年分の会員権を用意しました。この反響が多ければ、安価で多くの方に利用いただける方向性を目指しますし、少なければ限られた人数の人が充分に満足してもらえるような方向を向きたいと思います。
ボランティアも募集します
旧ちばぎんざ図書館と同様に、開設に向けてはボランティアDAYを4~5回程度開催し、レイアウト変更や蔵書選定などを行います。
3月は、
・11日(水)13:00~ ※詳細はこちら(コミュチカ)
・22日(日)13:00~ ※詳細はこちら(コミュチカ)
の2回です。4月も2~3回ほど開催予定です。
コロナの影響で不要不急の外出や人が集まるイベントなど、日本中が自粛モードになっていますが、あくまでボランティアです。参加したい人が参加したい時に参加したいだけしてもらえたらと思います。
ずっとおびえて家の中に閉じこもっているよりも、ちょっと外の空気を吸って、適度に体を動かして、いろんな話をした方が僕は健康でいられる気がします。
最後に大事な話
4月25日はオープニングパーティをやります。
まったくもって不要不急の集まりです。
会費制で軽食を用意します。
コロナとその他のビールも用意します。
たくさん人が集まると怒られるかもしれません。
少なければだれも怒らないでしょう。
気にしない人だけ来てください。 → facebookイベント
一般社団法人地域力研究所
代表理事 岡直樹